宮城県でも、2019年4月から開始された特定技能制度の影響もあり、外国人技能実習生制度がさらに注目を浴びるようになりました。技能実習生として3年以上活躍すれば、特定技能資格は無試験で移行ができ、8年~10年企業で活躍してくれる戦力となってくれるのです。
今回の記事では、宮城県で技能実習生を受け入れるまでの流れと、受け入れる際には必ず加入しなければならない監理団体選びのポイントをご紹介します。
宮城県で技能実習生を受け入れたいと考えている企業様は、受け入れまでのおおよその流れと監理団体選びのポイントを把握できますので、ぜひご一読くださいませ。
宮城県の産業と技能実習生制度の必要性
宮城県は、経済が発展している都道府県の一つで、ワカメ漁獲量が多かったり、住宅着工件数が多かったり、大規模な紙パルプ工場や仙台経済圏があったりするなど経済活動が盛んです。
第二次産業は県内総生産の2割ほどに対し、第三次産業は8割程とサービス面で発達しています。
第一次産業は2%程度ですが、その分ササニシキや一目惚れ、イチゴや梨、仙台牛など貴重な食品を世に送り出しています。
ただ、少子高齢化や若者の〇〇離れが深刻なのは宮城県でも同様です。
技能実習生制度は、人材不足に悩む宮城県の第一次産業から第三次産業まで幅広く求められているのです。
宮城県で技能実習生を受け入れる手順
宮城県で技能実習生を受け入れるには、まず監理団体を選定する必要があります。
簡単に流れを見ていきましょう!
- 監理団体を比較検討した上で選定する
- 監理団体に加入する
- 監理団体の担当者と相談しながら欲しい人材のオーダーをする
- 監理団体が現地の送り出し機関にオーダーを伝え募集をかける
- 送り出し機関が監理団体から貰ったオーダーに従い人材を募集する
- 送り出し機関が監理団体に対象の人材が見つかったと報告
- 監理団体から現地へ面談に来てほしいと要請が入る
- 現地へ監理団体の職員と向かい面談を行う(通訳は監理団体が手配)
- 受け入れ企業が受け入れる技能実習生を選定する
- 受け入れ企業が技能実習計画を作る
- 送り出し機関が技能実習生に対し、日本語教育などを行う
- 技能実習生が入国する
- 監理団体が技能実習生に対し一定期間、日本語、マナー研修などを行う
- 技能実習開始
監理団体の仕事には、実際に人を集める送り出し機関の選定が含まれます。
それ以外にも、実際に受け入れ企業とやり取りをするのは監理団体の仕事となります。さらに送り出し機関が行う研修の他に日本に来て重要となる研修も監理団体の責任のもとに行われます。
よって、送り出し機関の選定があまりよくなく、ヒトを集める力や、教育力がない監理団体を選定してしまうと、数年間に亘る技能実習自体の質が低下してしまうリスクもります。
つまり、監理団体選びを間違えるとそれだけで技能実習生制度が失敗してしまう可能性が高くなるのです。
良い技能実習生が来る監理団体選びのポイント
「監理団体選びを失敗すれば技能実習生受け入れ自体が失敗する」
これは間違いなく事実です。
ただそうは言っても、どのように監理団体を選定していけばいいのかというのは分からないものですよね。
費用の安さなのか、担当者の対応なのか、教育体制なのか、通訳の質なのか、人材の豊富さなのか、失踪対策なのか企業によって重視するポイントは異なります。
全てを充電に対応できるような監理団体があればそれはありそうですが、現実的にそうはいきません。サービスが充実している監理団体では費用がどうしても高くなりがちですし、人材が豊富にいても、担当者の対応が合わないということもあります。
なので、 監理団体を選ぶ際には自分の会社が重視するポイントを優先度順につけることをお勧めします。
費用の安さと教育体制がしっかりしていれば後はそれなりなら大丈夫など、重視するポイントを明確化していくと選べる監理団体の幅が狭まっていきます。
ただ、それを一つの監理団体ごとに調査して比較検討していくのは非常に骨が折れる作業です。
技能実習生受け入れを成功させるなら専門家に相談!
技能実習生制度の成否は、監理団体選びで決まります。
ですが気になった監理団体がどのようなことに強いのか、そもそもどのような監理団体があるのかを調べるのは容易ではありません。
現在はインターネットが発達しており、名前だけならいくらでも検索が可能ですが、その実態や細かなサービス内容の情報を抽出して比較検討するとなると膨大な時間を要します。
そもそも細かいサービス内容を載せていない、詳細はお問い合わせいただいた企業様のみに知らせるといた監理団体も少なくはありません。
そこで、監理団体の選定は我々専門家にお任せください。
「エリア」、「業種」、「希望国」などあなたの会社にあった優良な監理団体をご紹介いたします。
これから宮城県で監理団体選びをしようと考えているならば、まずはお気軽にご相談下さいませ。