宮崎県では、少子高齢化を起因とする2024年問題の影響もあり、現在及び近い将来に向けての深刻な人材不足の問題が上がってきています。
そこで、注目を集めているのが技能実習制度です。
宮崎県では、2100人ほどの技能実習生が受入れられています。
技能実習生は、外国から労働意欲の高い若者を受け入れ、技能を修得してもらう国際貢献度の高い制度ですが、同時に労働力の確保というメリットもあります。
この記事では、宮崎県でを技能実習生を受け入れるまでの流れを分かりやすく簡単にお伝えしていきます。また、技能実習生受け入れのポイントについても併せてご紹介致します。
「宮崎県内で技能実習生を受入れたい」「将来的に考えている」という宮崎県の企業担当者の方は、まずはこの記事を見て技能実習生制度について知っていただければ幸いです。
技能実習生と宮崎県の産業との相性
宮崎県と言えば、かつては新婚旅行の聖地と呼ばれるほど人気のある場所でした。
その理由としては、南国の温かな気候と、美味しい食事と今のイメージで言うところのハワイやグアムなどといったリゾート的な憧れが強かったからです。
現在もその特徴は決して失われてはいません。例えば畜産業分野では、丁寧に育てられた宮崎牛は内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞するなど史上初の快挙を成し遂げています。
他にも乳用牛や豚、プロイラー(鶏)の生産量も全国有数です。宮崎鶏など東国原英夫前知事の影響もあり広く世間に浸透しましたね。
また、製造業・水産業・観光業でもバランスよく生産量を伸ばしてきています。技能実習生は農業・漁業・製造業・建設業など多岐にわたって対応しているため、多くの産業での活躍が期待されています。
様々な業種が力を合わせて運営している宮崎県は、技能実習生との相性は良いと言えます。
宮崎県で技能実習生を受け入れる手順
技能実習生制度では、監理団体を選定することから始めなければなりません。
監理団体は、技能実習生業務を行っている協同組合のことで、技能実習生を受入れるためには必ず加入しなければなりません。
まずは、監理団体を選び技能実習生を受け入れるまでの流れを簡単に説明していきます。
宮崎県で実習生を受け入れる「大まか流れ」を掴んでいきましょう。
宮崎県で技能実習生を受け入れるまでの流れ
- 宮崎県内に対応している監理団体を洗い出し及び調査をして比較検討
- 選出した監理団体の担当者と面談を重ね、信頼できるところを選定
- 選定した監理団体(協同組合)に加入
- 監理団体の担当者と相談しながら受け入れたい人材をオーダー
- 監理団体が現地の送り出し機関にオーダーを伝える
- 送り出し機関がオーダーに従い宮崎に来れる人材を募集
- 送り出し機関から現地へ面談要請
- 監理団体の職員と現地へ向かい面談を行う(通訳は監理団体が手配)
- 受け入れ企業が技能実習生候補を選定
- 受け入れ企業が技能実習計画を作成
- 送り出し機関が技能実習生に対し、日本語教育などを実施
- 技能実習生が入国
- 監理団体が技能実習生に対し一定期間、日本語、マナー研修などを行う
- 宮崎県の受け入れ企業で技能実習開始
技能実習生受け入れを成功に導くためには、監理団体の選定が最も重要です。
なぜなら、流れを見て分かる通り、ほぼ全ての流れに監理団体が関わっているからです。
ただ、監理団体選びはどこでも良いというわけではありません。
実際、監理団体選びを失敗してしまった企業様からは「ココにもっと力を入れていればといった声が多かった」です。
技能実習生制度の肝となる監理団体の選出はプロにお任せ!
技能実習生を受け入れる際には、監理団体の選定が何より大切です。
では、具体的にどうするかと言えば、まずは担当エリアで絞り込みます。次に技能実習生の国籍を決めます。さらに、自社の条件と合致するように細かくフィリタリングをしていく必要があります。
ただ、この作業少なくない時間がかかります。また、一般公開されている情報ばかりではないため良い監理団体を見逃す危険性があります。
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監理団体選びの最大のポイントは、適切な監理団体に加入することですが、最後には「相性」が何より大切です。
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