愛知の企業で、これから技能実習生を受け入れる予定のある担当者様は、外国人技能実習生制度を調査するにあたり、「受け入れるまでのイメージがつかない」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、愛知で技能実習生を受け入れる手順やあまり知る機会がない監理団体について、お伝えさせていただきます。
愛知で監理団体から技能実習生を受け入れるための手順
まずは、愛知で技能実習生を受け入れるための手順についてです。
しっかりとチェックしておくことで二重手間を防ぐことが可能です。
愛知技能実習生受入手順①技能実習生の受入れ可能人数を確認しておく
愛知の企業様の中には、技能実習生たちを外国人労働者と誤解している方もいます。
しかし、彼らは「技能実習」を目的に来ているため、基本的に単純作業だけをさせることはできません。
受け入れ企業は、実習計画を作成し、その実施をする義務を負います。つまり、実習を受けさせる環境を何人分用意できるか、あらかじめ調べておかなければなりません。
指導役や仕事状況、着手する仕事内容など調整することは多岐にわたります。まずは何人の受け入れなら可能であるかをしっかりとチェックしておく必要があります。
愛知技能実習生受入手順②愛知の監理団体を探す、問い合わせ
監理団体という名前をご存知でしょうか?
監理団体は、企業と技能実習生を結び、企業が技能実習生に対し、適切な実習を行えているか監理(監督)する義務を負います。
(協同組合の場合も同様)
ですので、実際に技能実習生を受入れる手続きをするためには、まずは監理団体への問い合わせから始めましょう。
愛知にも複数の監理団体がありますので、会社と相性の良い監理団体を選びましょう。
愛知技能実習生受入手順③監理団体(協同組合)への加入
監理団体や協同組合は営利を目的としない法人です。
そして、そのサービスの一端である技能実習生受入れ制度を使うためには、団体・組合への加入が必要となります。
すると監理費用や組合費用として、費用が掛かることとなります。まずはどのくらいの費用がかかるか確認をしましょう。
組合は、技能実習生関連だけでなく、企業にとって有益なサービスを提供していることもありますので、よく吟味してみましょう。
また、監理団体は入国後、一か月間技能実習生たちに対して日本語実習や一般常識、法律関連などを教える義務を負います。その内容についても確認しておくことをおすすめします。
後々問題になりそうな事柄は、すべてリストアップして聞いておくことで予期せぬトラブルに対しての対策を打ちやすくなります。
納得ができたら、正式に加入することで、技能実習生を受けれる準備が整います。
愛知技能実習生受入手順④オーダー作成と提出
技能実習生を受け入れるためには、まずどのような人材を募集しているのか、どのような仕事を任せるのか、どのような技能を習得させられるのかなどを担当者と話し合います。
どのような人材かは、人種によっても変わってきます。よく彼らの特性を掴んでいる経験豊富な担当者かどうか確認は大切です。
オーダーの作成の仕方について、国に合わせて、しっかりとアドバイスしてくれる頼りになる担当者を選びましょう。
オーダーは、そのまま現地の送出機関に送付されます。
愛知技能実習生受入手順⑤採用面接(ほぼ現地)
監理団体にオーダーを出した後、2週間~1か月ほどで候補者をリストアップして面接の機会を設定してくれます。
に変更お願いします。
この面接の場所は、ほぼ現地になりますので、あらかじめパスポートなどは取得しておきましょう。
入国に対しての手続きなども、監理団体がキチンと手配してくてくれるかを、あらかじめ確認しておきましょう。
面接では、実際に受入れる人材の人と成りを確認する唯一のチャンスですので、多少長くなったとしても、慎重にヒアリングしていき、条件と一致するか確認しておます。
愛知技能実習生受入手順⑥1か月~2か月後に向けて受け入れ体制を整える
面接の結果、受入れたい技能実習生たちを決定したら、1か月~2か月後の配属に向けて技能実習計画の作成や配属先の調整などを行う必要があります。
基本的に書類関連などは監理団体の領分になりますので、受け入れまでに専門知識が必要なレベルの書類申請は必要ではありません。
あまりに複雑すぎる手続きを要求される場合は、監理団体を見直しても良いかもしれません。
時期が来たら、配属と実習開始になります。その後、監理団体からは一年目は一か月に一回程度、技能実習生と面談及び実習計画が履行されているか監督に訪れます。
無事に1年目が終われば監督は3か月に一度になります。
1年目を超えれば、無事に実習期間を終える技能実習生が大半です。
愛知に数ある監理団体の違いは?
愛知は日本5大都市の一つで人口が多く、働き口も多いため監理団体や協同組合もかなりの数になります。
では、この数ある監理団体の違いは何かと言えば、一言でいえば「提供するサービスの違い」です。
例えば、24時間相談窓口が開いているとか、外国人技能実習生に対しての講習の斡旋など様々なものがあります。
サービスが多ければ多いほどいいというわけではありませんし、少なすぎても不便です。
バランスの良い会社にあったサービスを提供する監理団体を選び抜くのは、骨が折れます。
良い愛知の監理団体の見分け方
では、愛知で良い監理団体を見分けるにはどうすればいいのかといえば、一つは、自分の目と肌で確かめることです。
場合によっては一生の付き合いとなる組織ですので、時間とコストをかけてでも最適な監理団体を見つけることは意義があるでしょう。
見分け方のポイントは「何をどこまでやれて、どのくらいの費用がかかって、どのくらいの熟練度があるか」をしっかり調査することです。
ただ非常に時間がかかるので、ある程度の絞り込みは「プロに任せる」ことも必要かもしれません。
すでに監理団体をサービス内容を把握しているプロに任せることで余計な手間を減らすことができます。
いずれにせよ、愛知で監理団体を見つける際は、妥協しないようにしましょう。