富山県では、現在4300人ほどの技能実習生が受け入れられています。富山は全国的には平均的な受け入れが進んでいる県となります。
富山では、これからの少子高齢化による生産年齢人口の低下、過疎化や経済発展に対しての人材不足の問題が待ち受けています。これらを解消するには、増々技能実習生の力が必要になると考えられます。
そこで、今回の記事では富山県で技能実習生を受け入れるまでの流れを簡単にご紹介します。また、技能実習生を受け入れるため際に気を付けるべきポイントも併せてご紹介致します。
「技能実習生制度は何か複雑で難しそう」と考えている企業担当者の方は、まずはこの記事を見て技能実習生を制度について知っていただければ幸いです。
富山県で技能実習生を受け入れる手順
富山県は、現在約4300人ほどの技能実習生受け入れが進んでいます。これは全国的には21位の受け入れ数で、人口10万人あたりに対し400人程度が技能実習生という計算になります。
技能実習生を受けれている会社少なくないことから周りの競合企業でも、情報を得られる可能性はあります。ただ、企業交流の場で又聞きの情報を貰っても精度が落ちてしまうモノです。
そこで、まずは具体的に富山県で技能実習生を受け入れるにはどういう流れになのかみていきましょう。
富山県で技能実習生を受け入れるまでの流れ
- 富山県内に対応している監理団体を洗い出し及び調査をして比較検討
- 選出した監理団体の担当者と面談を重ね、信頼できるところを選定
- 選定した監理団体(協同組合)に加入
- 監理団体の担当者と相談しながら受け入れたい人材をオーダー
- 監理団体が現地の送り出し機関にオーダーを伝える
- 送り出し機関がオーダーに従い富山に来れる人材を募集
- 送り出し機関から現地へ面談要請
- 監理団体の職員と現地へ向かい面談を行う(通訳は監理団体が手配)
- 受け入れ企業が技能実習生候補を選定
- 受け入れ企業が技能実習計画を作成
- 送り出し機関が技能実習生に対し、日本語教育などを実施
- 技能実習生が入国
- 監理団体が技能実習生に対し一定期間、日本語、マナー研修などを行う
- 富山県の受け入れ企業で技能実習開始
基本的にはこの流れで技能実習生の受け入れが行われます。
ポイントとしては、「監理団体」がほとんどのフローに入ってくるということです。
監理団体は、技能実習生を受け入れるためには必ず加入しなければなりません。
ただ、同じサービスを提供しているわけではなく、技能実習生業務の熟練度や対応してくれる範囲など団体によって細かい違いがあります。
富山県で良い技能実習生を受け入れるためのポイント
ポイント①監理団体の選定に一番力を入れる
技能実習生制度において一番重要なのは、監理団体の質です。
技能実習生本人を選出することと思われがちですが、実はコチラのほうが重要です。
特に初めての場合は右も左も分からない状態ですので、頼りになる監理団体がいなければ失敗しそうな雰囲気すらも判断ができません。
まずは、経験豊富な監理団体を優先的に選びましょう。又は経験が乏しい場合でも誠実に対応してくれる団体だと確信できれば柔軟な対応もしてくれるので、やりやすいでしょう。
また、費用・サービス・対応にも違いがあります。
細かい違いについては見積もり書や明細書を見る必要がありますので、時間はかかっても複数個所で比較検討することがとても重要です。間違っても、知人の紹介だからという碌に調査もしない安易な決定は避けたほうが良いでしょう。
ポイント②送り出し機関と監理団体の研修内容を調査
モチベーションの高い人間は成長します。
特に技能実習生たちは(現地の価値では)高い給金を貰うためモチベーションは高いと言えます。
実は技能実習生における3年~5年の技能実習で稼げるお金は、物価の安い現地では家が建てられるほど美味しいと感じられる仕事なのです。
ただ、折角の高いモチベーションの人材が、初期教育のせいで台無しになることがあります。
技能実習生制度では、送り出し機関と監理団体で約半年の日本語教育やマナー教育などを行います。これがしっかり行われていないと外国の価値観のまま、日本語のできない技能実習生を送られてきます。
それでは困りますよね。
なので、技能実習生の質を上げることにも繋がる研修でどのようなことが行われているか、どの程度できるようになるのか、一定以上のレベルの人材出なかった場合の補償はどうなるのかなど確認しておきましょう。
技能実習生受け入れを成功させるなら専門家に相談!
監理団体は全国に2600団体程度あります。年々その数は増えてきています。
そんな膨大な監理団体の中から自社に最適なところをを探すのは骨が折れます。
まず、富山県対応の監理団体で数を絞り込み、さらに自社の条件と合う団体を選んでいき、さらには研修内容やサービス内容まで吟味しなければなりません。
言うまでもなく、調査費用を含め監理団体をキチンを精査するためには膨大な手間と時間をお金がかかります。
そこで、監理団体の選定は我々専門家にお任せください。
私たちは、膨大な監理団体の情報を保有しています。
あなたの会社にあった監理団体を厳選して、ご紹介いたします。
最適な団体をピックアップするので、時間と費用の節約に繋がります。
これから富山県で監理団体選びをしようと考えているならば、まずはお気軽にご相談下さいませ。