これから技能実習生を初めて受け入れたい若しくは、新たに受け入れたいと思っている企業様もいるのではないでしょうか。技能実習生は東南アジアから来日する方が非常に多いのですが、特にベトナム人の特徴やベトナム人の技能実習生・特定技能について解説していきたいと思います。
そこで、どこの国の実習生を受け入れるべきか悩んでいる企業様にとって、選考に役立つ記事をご用意しました。
1.ベトナム人の増加率:
技能実習制度が開始した当初は中国人が圧倒的に多かったのですが、その後はベトナム人となっており、2021年度は423,344人で外国人労働者全体の26.2%を占めています。
2.ベトナム人の日本語の上達スピード:
来日前に日本語を勉強しますが、日本語での会話レベルはそこまで高くはありません。本人も言いたいことを伝えられずに、その事がストレスとなって最悪の場合、失踪につながる恐れもあります。しかし、若いベトナム人の技能実習生が多いので、日本語の上達スピードに関しては心配する事は無いです。
3.ベトナム人の特徴・性格:
性格は当然個々人によって異なりますが、国民性と言うところは共通していることが多いです。
- 素朴で素直。
- プライドが高い。
- 向上心がある。
- 目の前の損得で働く。
特に、①の素朴で素直な性格が多く、言われた事は責任をもって指示通りにやってくれる人が多いです。また、職場の人間関係も両行に築ける人が多く、褒めると非常に喜びます。
4.ベトナム人の雇用のポイント:
ベトナムでは口約束で仕事を受ける場合が多いので、契約をする際は、本人が不要と言った場合でも、しっかりと契約書を作成し、内容を確認して貰う事が重要です。
5.「特定技能」を希望するベトナム人が多い理由:
日本で満足の行くような技能実習を行い、もっと日本で働いて生活をしたいと思っていても、ビザの関係で泣く泣く帰国したベトナム人が過半数を占めています。その為、過去に技能実習を終了し、現在はベトナムで働いているが、『特定技能』の在留資格で日本に戻り就職したい方や、現在日本で技能実習生として働いていて、3年間を終了した後も継続して働きたいと考えている方が非常に多くなっています。
6.まとめ:
ベトナムから呼び寄せるとなると『技能実習」同様に送出機関が絡み、費用もかさんできますので、既に技能実習生を受け入ている企業様であれば、日本で「技能実習」から「特定技能」への在留資格変更許可申請をする事をお勧めします。また、技能実習生を受け入れる企業、特に直接指導に当たる担当者は、ベトナム人に関する特徴を把握し、指導する必要があります。より良い技能実習生や特定技能を受け入れるには、長年の実績がある監理団体を選ぶ事がとても重要です。技能実習生.jpではベトナム人に特化した優良な監理団体をご紹介が可能です。