これから技能実習生を初めて受け入れたい若しくは、新たに受け入れたいと思っている企業様もいるのではないでしょうか。技能実習生は東南アジアから来日する方が非常に多いのですが、特にタイ人の特徴について解説していきたいと思います。
どこの国の実習生を受け入れるべきか悩んでいる企業様にとって、選考に役立つ記事をご用意しました。
1.タイ人の増加率
法務省統計によると、2020年10月末時点で働く外国人は技能実習生の45%がベトナム人、続いて中国人で28%、タイ人は僅か3%となっております。
2.タイ人の日本語の上達スピード
技能実習生は自国で日本語を勉強してから来日しますが、日本語の会話レベルは高くはないです。従って、来日後にどのぐらいのスピードで日本語を覚えていくのは重要になりますが、アニメや日本のアイドルがタイでも非常に人気である事から、日本語を勉強する機会が多いので、必死で日本語を勉強し覚えようとします。
3.タイ人の特徴・性格
性格は当然個々人によって異なりますが、国民性と言うところは共通していることが多いです。
- 人付き合いが上手
- 楽観的
- 嫌な事も苦にしない。面倒見がいい
- プライドが高い
- ルーズ
- 礼儀正しい
文化を重んじ、目上の人、年上の人を敬う心があります。目上の人が言った事は謙虚に受け止め、言われた事をしっかり守る人が多いのも特徴です。
4.タイ人の雇用のポイント
初めてタイ人の技能実習生が働く事によって、企業様としてはコミュニケーションの不安は当然ありますが、家族を帯同出来ないので、日本で学んだ技術をしっかりと習得し生活したいと考えている人が多いです。夢をかなえる目的があるので、しっかりと指導すれば真面目に学んでいきます。また、タイ人は承認欲求が強いので、良い仕事をしたら、しっかりと褒めて仕事のモチベーションをあげるのが一番です。
5.「特定技能」としてタイ人を受け入れる場合
日本とタイは、特定技能に関する二国間協定を2020年2月4日に締結し、2020年7月27日から運用開始しました。採用方法はいくつかありますが、企業がタイへ訪れて直接的な求人活動を行う事はタイの法令により禁止されています。しかし、現地を訪れなければ、タイ現地にいる方に対して日本企業が採用活動を行う事は可能です。また、送出機関を利用しない場合も同様で、日本企業が直接的に採用活動を行う事に関しても問題は無いです。
6.まとめ
この様に、技能実習生又は特定技能を受け入れる企業様、特に直接指導に当たる担当者は、タイ人に関する特徴を把握し、指導する必要があります。より良い技能実習生や特定技能を受け入れるには、長年の実績がある監理団体を選ぶ事がとても重要です。技能実習生.jpではタイ人に特化した優良な監理団体をご紹介が可能です。