技能実習生の国籍はどこが多いかご存知でしょうか?
技能実習生は現在、その半数以上をベトナム人や中国人が占めています。
ただ、最近カンボジア人の技能実習生の受け入れが増えてきています。
そこで、今回の記事ではカンボジア人が技能実習生をとしての受け入れが急増している理由とカンボジア人が評価されている理由や特徴を3つご紹介します。
技能実習生の受け入れの国籍をどうしていいか悩んでいる方やカンボジアへの進出を考えている企業担当者の方はぜひご一読ください。
カンボジアという国と技能実習生という働き方
カンボジアは人口1600万人程の国家です。少子高齢化に悩む日本とは反対に若年人口が多く、若い働き手が多いのがカンボジアの特徴です。
カンボジアは、急速に経済発展を遂げている国でもあり、プノンペンを中心に急速に高層ビルや商業施設の建設が進んでいます。
そんなカンボジアですが、アジア地域で最も貧しい国とも言われていますね。これは募金の対象国として、カンボジアの名前があがることでご存知の方も多いのではないでしょうか?
カンボジアと縫製産業との相性が良い
カンボジアの主産業は農業や縫製産業です。
技能実習生として受入れている職種として農業や縫製産業での受け入れが多くなっています。
元々の家業が縫製産業という技能実習生も多いため、即戦力とまではいかないまでも何の経験もない技能実習生よりは飲み込みが早いと思われます。
技能実習生として来るカンボジア人の特徴3選
技能実習生としてカンボジア人の受け入れを検討してみて不安なのは「彼ら彼女らの国民性が分からない」からではないでしょうか?
そこで、技能実習生として来るカンボジア人の特徴を3つご紹介していきます。
特徴を理解しておけば、カンボジア人との交流もそう難しいものではありません。
では、早速見てきましょう。
カンボジア技能実習生の特徴①仏教を信仰している
カンボジア人の約90%以上が仏教を信仰しています。日本でも仏教系の信仰が多いものの、その割合は48%程度とカンボジアほど高いわけではありません。
カンボジアの国教は上座部仏教と憲法で定められています。宗教の自由も認められていますが、技能実習生で来るほとんどのカンボジア人が仏教徒と言えるでしょう。
同じ仏教徒は言え、その教えは違います。そのため、考え方も日本人とは微妙に違うところがでてきます。
ただし、イスラム教のように食べ物など細かいルールはないため、接していくうちに慣れていくのが良いでしょう。
一番違いがあるとしたら、合掌での挨拶程度でしょうが、技能実習生は日本の常識を送り出し機関や監理団体から教わるため、そこまで宗教的制約に気を払う必要はないでしょう。
カンボジア技能実習生の特徴②穏やかで純朴な性格
カンボジアと日本人の共通点は多く、穏やかな性格で純朴な人柄な人が多いです。
家族と協力して生きてきたおかげか人当りも良く、無縁の助け合いができる精神性を持っています。
また、人懐っこい人が多く、職場内の空気を明るしてくれることにも一役買っています。
カンボジア技能実習生の特徴③家族が多いのでコミュニケーションが上手
カンボジアでは、家族との結びつきが強く兄弟姉妹が多いためか、コミュニケーション能力が高い人が多いです。
純朴な性格で、職場でも上手くやってくれる可能性が高いです。ちょっと昔堅気な人間が多い職場こを、礼節をわきまえたカンボジア技能実習生は合っているという意見が多いと言えます。
また、仏教徒であることから礼儀の考え方が日本と似ている点があり、日本人からすれば礼儀正しくまじめな印象を受けるとして企業からの注目度が上がり、近年その数を伸ばしてきています。
カンボジア技能実習生を受入れたいならまずは対応した監理団体を!
カンボジア人は、まだまだ受け入れ数は他の国と比べると少ないものの、堅実に受け入れ数を伸ばしてきています。その背景にはカンボジア人と日本人の類似性や礼儀正しさ、穏やかな性格などが受け入れ企業の目に留まっていると考えられます。
ただ「カンボジア人の技能実習生を受入れてみたい」と思ったらまずは技能実習生を派遣してくれる監理団体を見つけなければなりません。
派遣してくれる技能実習生の国籍は、監理団体が提携する現地の送り出し機関により決められています。なので、まずはカンボジアと提携している監理団体を探す必要があるのです。しかし、まだまだ受入実績の少ないカンボジアに対応している監理団体はそんなに多くありません。
ですから、その調査をするだけでも、時間や労力がかかります。
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