失敗しない!東京で監理団体と技能実習生の選考のポイントとは?

東京の人手不足は深刻です。それに伴い、新たな労働力として、技能実習生が注目されています。
ただ、技能実習生を受け入れるためには欠かせない仲介役となる監理団体は様々な団体が名を連ねています。

東京ともなると、監理団体の数も多くなり、日本の首都ということもあり、実習を希望する実習生も多くなっています。
そんな選択肢の多すぎる東京での監理団体技能実習生の選び方をご紹介していきます。

悪質な監理団体にご注意ください

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まず、最初に注意しておきたいのは、悪質な監理団体の件です。監理団体は非営利活動法人ではありますが、実情として営利を目的にしている法人も中にはあります。
悪質な内容の一例としては、監理費の過剰な請求であったり、受け入れや監理など十分なサポートをしないなどですね。

ただ、監理費用が安ければ安いほど良いというわけでは、決してありません。あくまで適切かつ妥当であることが求められるのです。

しかし、監理団体は、監理費用も含めすべてを開示しているわけではないため、監理団体選びは、実際に問い合わせてヒアリングしていくなどをしていくしかありません。

情報が少ないため、良い監理団体選びは、難航しやすいのです。

東京で優秀な技能実習生を派遣する監理団体を選ぶには?

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では、東京で優秀な技能実習生を派遣してもらうためには、どのように良い監理団体を選べばよいのでしょうか?

東京の監理団体を選ぶポイント①優良認定があるかどうか

監理団体を区分けする代表的な指標としては、国から優良認定を受けているかどうかが挙げられます。

監理団体の優良認定は120点満点の6割以上の得点で基準に適合になります。

その要件には、下記のような事項が挙げられます。

  • 団体監理型技能実習の実施状況の監査その他の業務を行う体制(40点)
  • 技能等の修得等に係る実績(40点)
  • 法令違反・問題の発生状況(5点)
  • 相談・支援体制(15点)
  • 地域社会との共生(10点)

細かい事項については割愛しますが、決して厳しすぎる基準ではありません。
優良認定を受けていない=悪質な監理団体というわけではありませんが、何かしら危惧すべき事項があると考え、注意して選定しましょう。

東京の監理団体を選ぶポイント②技能実習生制度を熟知しているか

優良認定事項にも繋がりますが、実際に問い合わせてみれば、職員が技能実習制度についての理解していないところもあります。

企業側も法律に精通している方ばかりではないため、ふとしたことが法令違反になってしまうことも考えられます。
そういった事態を避けるためにも、選考する監理団体は、外国人技能実習制度にかかるサポートをキチンと行ってくれるところを選ぶべきでしょう。

東京の監理団体を選ぶポイント③技能実習生への相談支援体制があるか

マニュアルや支援の方法が確立されているかということはもちろんですが、病気やケガなど技能実習生に何かあった際に、どのようなサポートをしているかを聞いておきましょう。

企業側として解決すべき項目もありますが、やはり国の違いや病気などどうしても対応しきれないときはあります。

そうしたとき、監理団体でのサポート内容を把握しておくことは、とても重要になります。
また、技能実習生だけでなく、企業側へどういったサポートをしてくれるかも確認しておいて損はありません。

優秀な技能実習生を選ぶポイントは?

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監理団体選びが無事終了したら、次はどんな人に来てほしいかオーダーを出し、選抜された実際に働いてもらう可能性の高い技能実習生と面接して、選考していかなければなりません。
しかし、外国人とあまり話したことがないという方も多いでしょう。

技能実習生制度は、普通の外国人労働者とは違い、非常に複雑な制度の上で成り立っています。
では、そんな技能実習生たちを見極めるポイントを見ていきましょう。

技能実習生の選考ポイント①技能及び人格重視で選考

技能実習生を選ぶときに気をつけたいのが、言語の習得度のみで選んでしまうことです。

日本語を話せることを重視するあまり、逆にトラブルになってしまう可能性もあります。

そもそも、面談の段階で技能実習生たちは日本語を話せません。
ですが、実習が決まった段階で送り出し機関と監理団体から日本語に関する講習を受けることができます。

必要なのは面談段階での日本語能力よりも、まじめにやってくれるか、職場の人とうまくやってくれるかの人格や現在ある技能のほうがよほど大切になります。

技能実習生の選考ポイント②時間をかけて何度面談する

技能実習生を選定する上で注意したいのは、書類に書いてある情報と実態は違うことが多いということです。
言語の問題なのか、意識の問題なのかは判然としませんが、海外は自分を実像より大きく見せることが就職活動であることが多いため、意味仕方がないことではあります。

そこで、書類との差異を面談を重点的に行うことで、真実に近い技能実習生像を把握しておく必要があります。

企業の中には、ろくに時間をかけず人手が欲しいからとすぐに採用してしまうということもありますが、はっきりいえばトラブルの元となり、結果的に時間と労力を失うことになります。

現地に行って3日ほど時間がありますので、人物像把握は日本の採用以上に徹底的に行いましょう。
中には1次、2次面談はもちろん、さらに家族との懇親会まで開く企業もあります。

技能実習生の選考ポイント③家族と会っておくと人柄が良くわかる

家族と会っておくことで何が良いのか、それは「逃げにくい環境」を作っておくことです。とは言っても悪い意味ではありません。

外国人は日本人よりも家族を重視する傾向にあります。中には、親の意向が本人の意向を上回る国民性を持つ外国人もいます。

日本人でも採用の際に家族に挨拶に来るような企業だったら、辞めずらいですよね。家族を重視するからこそ、こちらも家族に配慮してあげることは結果的にお互いの得になります。

また、家庭を訪問することは、技能実習生の人柄を見る絶好の機会でもあります。
手間はかかりますが、一石二鳥以上の成果が出るので、ぜひ実践してみてください。

ちなみに、監理団体にもそういった要望に応えられるかなどを聞くことで、監理団体への柔軟性を試すことも可能です。

東京で技能実習生に働いてもらうなら時間をかけて選考を

技能実習生関連でトラブルが起きる原因の大半は、人材選考をミスしたことや監理団体を選ぶのに失敗したことのいずれかに起因します。

確かに「早い」というのはビジネスにとって重要なファクターですが、言葉も風習も考え方も違う外国人相手にそれを求めるのは危険です。

ただ、専門性の高い監理団体を選ぶことで大半は解決しますので、監理団体選びは特に慎重に行いましょう。

特に東京は、監理団体が多く技能実習生たちの希望も多くなっています。

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