大分県では、現在、2500人程の技能実習生が受入れられています。しかも全国的に技能実習生の受け入れ数は増加傾向にあります。これは、少子高齢化や過疎化などといった深刻な人材不足の問題により引き起こされています。
若い外国人を受け入れることで、暫定的とはいえ人手不足の解消を狙うこの制度は、中小企業を始め、人材を多く確保したいと願う人事担当者から多くの支持を集めています。
この記事では、大分県で技能実習生を受け入れるまでの流れを分かりやすくお伝えしていきます。また、技能実習生受け入れのポイントについても併せてご紹介致します。
「技能実習生を受入れたい」「将来の人材不足に備えたいと考えている」大分県の企業担当者の方は、まずはこの記事を見て技能実習生制度について知っていただければ幸いです。
技能実習生と大分県の産業との相性
大分県内には鉄鋼、石油化学、自動車、半導体など様々な業種の企業がバランスよく県内に配置されています。県北部には自動車産業が栄え、他の場所でも多くの有名企業が名を連ねています。
多くの製造企業が集まる大分県と技能実習生制度の相性は良いと言えます。
と言うのも、技能実習生の職種の多くも実は製造業で使う技能が占められています。また、技能実習を学ぶ側も製造業の技術を学ぶことを希望する人も多いのです。
また近年の製造業では、海外進出が当たり前となっているため海外にコネクションをもつことに良いことはあっても悪いことはありません。
つまり、技能実習生制度は、製造業を学びたい外国の若者と人手不足を解消しつつ、海外への進出を希望する企業にとってはWIN-WINの関係が成り立つといっても良いくらいの相性なのです。
一昔前のイメージだとこのように技能実習生は製造業だけといった考えもありましたが、今では農業、建設業、ホテルの清掃から介護に至るまで製造業以外にも、技能実習生を受け入れたいニーズが高まってきています。
地方や現場の仕事はどうしても若者離れが進みやすい傾向にありますので、体力のある若者である技能実習生が入ってくれることは、企業の大きな救けになるはずです。
大分県で技能実習生を受け入れる手順
大分県で技能実習生を受入れるにはまず、監理団体に加入しなければなりません。
監理団体とは、技能実習生と企業を繋ぐ組合のことです。〇〇協同組合と言われれば、ピンとくる方が多いでしょう。
イメージとしては、協同組合の業務の一環として技能実習生業務も行っている形です。
監理団体をキチンと選ぶことができれば、申請や手続きなどはもちろん、技能実習生を受け入れ後の適切なサポートも期待できます。
では、そんな監理団体を選び技能実習生を受け入れるまでの流れを簡単に説明していきます。
大分県で実習生を受け入れる「大まか流れ」を掴んでいきましょう。
大分県で技能実習生を受け入れるまでの流れ
- 大分県内に対応している監理団体を洗い出し及び調査をして比較検討
- 選出した監理団体の担当者と面談を重ね、信頼できるところを選定
- 選定した監理団体(協同組合)に加入
- 監理団体の担当者と相談しながら受け入れたい人材をオーダー
- 監理団体が現地の送り出し機関にオーダーを伝える
- 送り出し機関がオーダーに従い大分に来れる人材を募集
- 送り出し機関から現地へ面談要請
- 監理団体の職員と現地へ向かい面談を行う(通訳は監理団体が手配)
- 受け入れ企業が技能実習生候補を選定
- 受け入れ企業が技能実習計画を作成
- 送り出し機関が技能実習生に対し、日本語教育などを実施
- 技能実習生が入国
- 監理団体が技能実習生に対し一定期間、日本語、マナー研修などを行う
- 大分県の受け入れ企業で技能実習開始
業種などによって細かい違いはありますが、どの企業もこの流れに沿って技能実習生を受け入れています。
ポイントとなるのはやはり監理団体の存在です。
大分県の監理団体の選出は弊社にお任せください
技能実習生を受け入れるには、監理団体の選定がキモとなります。
ただし、監理団体は全国に2600以上もあります。また、一つ一つの監理団体は小さく、スタッフ数名のところが大半です。そのため、ほとんどの監理団体は「エリア」や、「業種」、もしくは「対象国」を限定しています。裏を返せば、技能実習生を雇いたいと思ったら、自社のエリアに対応し、かつ、自社が希望する業種に対応し、かつ希望する技能実習生の国籍に応えてくれる監理団体を探す必要があります。
そこで、我々はあなたの会社に合う監理団体を選出するサービスを行っています。
「監理団体選びと言われても、どこに電話すれば良いか分からない」そんな状況の方は選出までのサポートをお任せください。
監理団体選びの最大のポイントは、自社の条件をお満たしていれば、最後には「お互いの相性」が何より大切です。
例えば、小規模の監理団体でも親身に行ってくれるところもあれば、大きな団体だけど技能実習生制度にはあまり精通してなさそうに見えるなど、数字だけでは分からない相性があります。
なので、最終的には自分の肌で確かめるしかありません。
弊社では、早ければ当日にでも最適な監理団体を絞り込んでご紹介することが可能です。
「まずは自社の条件に合った監理団体を探してみよう」
そんな企業担当者の方はぜひ、当サービスをご利用ください。
実際、「今回紹介してもらって本当に良かった。そもそもどこに頼むかもわからず去年頼んだところがいかに何もしない所だったかわかった。今回は何社も提案してくれて十分に選べて、去年頼んだところも解約して、新しいところに変える」との声をいただいています。
監理団体を探している方は、ご活用下さいませ。