技能実習生と言えば、その半数以上がベトナム人や中国人が占めています。
しかし、最近インドネシア人の技能実習生の受け入れが急速に増えてきていることをご存知でしょうか?
そこで、今回の記事ではインドネシア人技能実習生の受け入れが急増している理由とインドネシア人が評価されている理由や特徴を3つご紹介します。
技能実習生の受け入れの国籍をどこにしようか悩んでいる方やインドネシアへの進出を考えている企業担当者の方はぜひご一読ください。
インドネシアという国と技能実習生という働き方
インドネシアは人口2億6千万人程の国家です。
インドネシアという名前にはあまりピンと来なくても、バリ島というと一気に馴染みを感じる方が多いのではないでしょうか?
世界第四位と日本よりも多い人口数を抱え、天然資源に恵まれ、資源の売却や農業漁業も盛ん、世界の中でも生産大国として知られています。
そんなインドネシアは貧富の差が激しいことでも知られています。また、物価も安く月給は日本円で2万5千円程度です。ただし、この数値はそのまま、技能実習生に来るメリットとも言えます。
日本で最低賃金で働いたとしてもインドネシアで働く5倍程度の賃金となるわけですから、3年働くことができれば母国では15年働いたお金と同等の金銭が手に入るわけですね。
インドネシア政府が技能実習制度での出国をバックアップ
インドネシアの技能実習生受け入れが進んでいる理由の一つが、政府が全面的にバックアップしているからです。
元々親日国家であることもありますが、技能実習により得られるメリットが高いことから力を入れてサポートをしてくれています。
技能実習生業務として事務手続きがスムーズなのは、今一番受け入れ数が多いベトナムと言われていますが、政府からの全面的なバックアップがある影響かベトナムと同等以上に品質の高い事務手続きがされており、受け入れまでスムーズに進みやすい傾向があります。
技能実習生として来るインドネシア人の特徴3選
技能実習生としてインドネシア人の受け入れを検討してみる方が不安なのは、彼ら彼女らがどんな人物なのか分からないということではないでしょうか?
そこで、技能実習生として来るインドネシア人の特徴を3つご紹介していきます。
特徴を理解しておけば、インドネシア人との交流もそう難しいものではありません。
では、早速見てきましょう。
インドネシア技能実習生の特徴①イスラム教を信仰している
インドネシア人の約85%以上がイスラム教を信仰しています。イスラム教のルールを簡単に見てきましょう。
- 左手は不浄の手と言われているため握手や食事などは極力右手で行う
- イスラム歴の9番目の月に一月断食を行っている(日本で行うかは人それぞれ)
- お酒や豚肉料理はNG
- 露出度の高い服装はNG(女性)
- お祈りは一日5回(イスラムの祝日である金曜日にはモスクでお祈りが義務)
ただ、インドネシア人の場合は、最も厳しく戒律に縛られているわけではない場合もあります。
気を使いすぎるよりは先に本人にどのような宗教的制約があるのかヒアリングしておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。
お酒がNGですので、飲んで騒ぎすぎて近隣からの苦情と言ったこともないです。
インドネシア技能実習生の特徴②親日家が多く和やかに接してくれる
インドネシアは世界でも有数の親日国です。特に日本のアニメや文化が好きで、アイドルグループとしてJKT48も活動をしています。先日開催されたMIKU EXPOでは大成功を収めたなど日本のポップカルチャーは若者を中心に広く浸透しています。
また、親日精神も相まってか性格としては非常に温厚で優しい一面をもつ方が多いです。南国育ちでポジティブな人が多いためか話していると明るい気分にもなります。
インドネシア技能実習生の特徴③家族を大事にして精神的に自立している
インドネシアでは、家族との結びつきが強く兄弟姉妹が多いためか精神的に自立している人が多くいます。
なので、仕事においても「自分で覚えてなんとかする」といった責任感と向上心が高い人が多いのも特徴です。
また、弟や妹の面倒を見てきた影響からか困っている人を見ると親切にするといった人情味あふれるところも多いという意見が多いです。
インドネシア技能実習生を受入れたいならまずは対応した監理団体を!
インドネシア人は、近年急速に受け入れ数を伸ばしてきています。その背景には政府のバックアップやインドネシア人がもつ日本に対する好意や本人の精神的な自立や向上心が技能実習生という制度と相性が良いのではないかと考えられます。
ただ「インドネシア人の技能実習生を受入れてみたい」と思っても、まずはインドネシア技能実習生を派遣してくれる監理団体を見つけなければなりません。
派遣してくれる技能実習生の国籍は監理団体が提携する現地の送り出し機関により決められています。なのでまずはインドネシアの送り出し機関と提携している監理団体を探す必要があるのです。
しかし、条件に合った監理団体を探すだけでも調査をするだけでもそれなりの時間や労力がかかります。
そこで、インドネシア技能実習生を派遣してくれる監理団体探しは我々にお任せください。
あなたの会社に対応した監理団体を把握しておりますので、早ければ明日にでもご紹介することが可能です。
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