【2020年12月26日更新】変異した新型コロナウイルスが各国で相次いで確認されていることを受けて、日本政府は全世界からの外国人の新規入国を今月28日から来月末まで停止することを決めました。
今現在もなかなか収束の見込みがみえてこないコロナウイルスの流行によって、日本国内に在籍している技能実習生はもとより世界各国から来日予定であった技能実習生についても様々な入出国についての制限がかかりました。従いましては多くの企業の皆様を始め、現地の送り出し機関、国内の監理団体においては多大な変更を余儀なくされたと伺っております。人々の往来の再開について速やかに再開ができるように日本政府とインドネシア政府により新しい生活様式に対応する仕組みづくり行われております。
インドネシアからの技能実習生について、「入国できる？」「現在、採用できるの？」などお問い合わせを多く頂いておりますので、インドネシアからの技能実習生の入国について詳しく見ていきましょう。
※2020年11月11日時点での情報になります。
インドネシアから日本への入国について
令和2年9月25日、日本国政府は、同年10月1日から、ビジネス上必要な人材等に加え、順次、留学、家族滞在等の「その他の在留資格」も対象とし、
原則として全ての国・地域からの新規入国を許可することを決定しました
（防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件とし、入国者数は限定的な範囲に留める）。
と発表があり、様々な国において技能実習生が来日のための査証（ビザ）の申請が再開しています。
現在インドネシアから渡航の為の航空便については、以前と比べて運行本数が減少しております。
査証（ビザ）の取得後、インドネシアから日本への航空便を確保することにより日本への入国が可能となっています。
※主に、成田、羽田、関西の3空港での受入れとなります。また、一部中部、福岡の2空港でも受け入れています。
インドネシアからの技能実習生の日本への入国はもうすでに始まっています。
インドネシアについてはいまだ入国拒否対象地域となっており、感染症危険情報レベル3の地域になります。
インドネシアの出国から日本に入国までの概要
インドネシアの場合
現在インドネシアは入国拒否対象地域に指定されている対象国・地域かつ、
レジデンストラックの運用が開始されている対象国・地域となります。
※現在インドネシア政府とレジデンストラックの運用の協議・調整中のため、日本への入国についてはレジデンストラックと同様の手続が必要になります。
【出国時】
・我が国在外公館にて査証等申請（誓約書の提示を含む。）
・14日間の健康モニタリング
・検査証明の取得
【日本入国時】
・空港での検査
・質問票（健康状態等）の提出
・誓約書の提出
・検査証明の提出
・接触確認アプリの導入等
【日本入国後】
・14日間の公共交通機関不使用
・14日間の自宅等待機
・14日間の健康フォローアップ
・14日間の位置情報の保存
インドネシアは現在入国拒否対象地域になっており、出国時に指定のコロナの検査証明を取得する必要があり、さらに入国時についてもコロナの検査があり注意が必要です。
技能実習生を採用するには？
インドネシアがいまだ入国拒否対象地域になっているものの、インドネシアでの検査証明を取得し、日本への入国については入国時の検査とレジデンストラックの手続きをとることで、インドネシアからの技能実習生の入国について徐々に再開してきています。
またコロナ禍以前にはなかった日本に入国後の14日間の隔離措置の手配など業務が複雑になってきており、より煩雑になった業務により監理団体についてもますます違いが出てくるのではないでしょうか？
日夜変化していくコロナ禍の状況の中で、技能実習生の採用を検討されている企業様におかれましてはより迅速に、より適切な監理団体を探したいですよね？
そこで約2,800社ある監理団体の中からお客様のニーズに合う監理団体を技能実習生.jpがオススメいたします！
※コロナウイルスの感染状況により日本への入国条件が変わる場合もありますので、最新情報については
参考：外務省「国際的な人の往来再開に向けた段階的措置について」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html
をご参照ください。