鹿児島県では、少子高齢化、過疎化などによる人材不足への対策として技能実習制度が注目を集めています。
技能実習生の受け入れ数は年々拡大しています。働く意欲の高い若い発展途上国の外国人を受け入れることで、人手不足の解消を狙うのです。
実際、鹿児島では現在3100人ほどの技能実習生が受入れられています。
この制度は鹿児島県の中小企業を始め、深刻な人材不足に頭を悩ます人事担当者から多くの支持を集めています。
そこで、この記事では鹿児島県で技能実習生を受け入れるまでの流れを分かりやすく簡単にお伝えしていきます。また、技能実習生受け入れのポイントについても併せてご紹介致します。
「技能実習生を受入れたい」「興味がある」そんな鹿児島県の企業担当者の方は、まずはこの記事を見て技能実習生制度について知っていただければ幸いです。
技能実習生と鹿児島県の産業との相性
本州最南端に位置する鹿児島県。
鹿児島県では、農業が非常に盛んで、日本一の生産量を誇る農作物が多くあります。例えばサツマイモやそら豆の収穫量は日本一です。その他、南国の温暖な気候を利用した日本一早い走り新茶を始めとしたお茶栽培は国内有数の産地でもありますし、柑橘類やトロピカルフルーツといった果実も日本で有数の生産量となっています。
さらに、奄美や南薩地方では花き(観賞用植物)生産も盛んです。他にも鹿児島牛などを初めとする畜産は日本有数の実績を誇ります。
黒毛和種の肉用牛・豚・ブロイラーの飼養頭数はいずれも日本一なのです。また、水産業でもぶりやカンパチなど人気のお魚の生産量も日本一です。
技能実習生では、農業関係や漁業関係にも派遣を行っています。実際、鹿児島県に派遣される技能実習生の少なくない数が農業や漁業に従事しています。
さらに他にも鹿児島県でとれた豊富な食品を加工する食品加工業では、11職種16作業が技能実習の項目として認められています。
また、その他製造業や建設業にも多くの技能実習生が派遣されています。
資源が豊富な鹿児島県と技能実習生の相性はとても良いと言えます。
鹿児島県で技能実習生を受け入れる手順
いざ、技能実習生を受けれいてみようと思っても何をしていいか分からない方が大半です。
一般的な知識ではありませんし、知っている人も少ないでしょう。
技能実習生を受入れるためには、監理団体への加入が必要になります。
監理団体は、技能実習生と企業の懸け橋となる仕事をしてくれる団体です。
しっかり仕事をしてくれる監理団体をキチンと選ぶことができれば、技能実習生の受け入れまでスムーズになることは間違いありません。
では、そんな監理団体を選び技能実習生を受け入れるまでの流れを簡単に説明していきます。
鹿児島県で実習生を受け入れる「大まか流れ」を掴んでいきましょう。
鹿児島県で技能実習生を受け入れるまでの流れ
- 鹿児島県内に対応している監理団体を洗い出し及び調査をして比較検討
- 選出した監理団体の担当者と面談を重ね、信頼できるところを選定
- 選定した監理団体(協同組合)に加入
- 監理団体の担当者と相談しながら受け入れたい人材をオーダー
- 監理団体が現地の送り出し機関にオーダーを伝える
- 送り出し機関がオーダーに従い鹿児島に来れる人材を募集
- 送り出し機関から現地へ面談要請
- 監理団体の職員と現地へ向かい面談を行う(通訳は監理団体が手配)
- 受け入れ企業が技能実習生候補を選定
- 受け入れ企業が技能実習計画を作成
- 送り出し機関が技能実習生に対し、日本語教育などを実施
- 技能実習生が入国
- 監理団体が技能実習生に対し一定期間、日本語、マナー研修などを行う
- 鹿児島県の受け入れ企業で技能実習開始
監理団体の仕事の仕方などによって細かい違いはありますが、どの企業もこの流れに沿って技能実習生を受け入れています。
ポイントとなるのはやはり監理団体の存在です。
監理団体はいわば現地との唯一の窓口になるわけですので、仕事ができないところを選んでしまうと、全くその業界を希望していない技能実習生が面談に来ることもあり得ます。
それは極端な例だとしても、ところどころ不満をもつことは多くなってしまうので最初の段階で監理団体は吟味するのが良いでしょう。
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技能実習生を受け入れるには、監理団体の選定こそが最大の焦点となります。
エリア・国籍・教育方法など様々なこだわりはありますが、そもそも最低限の条件をしっかり満たしているところはどこだと探すだけでも大変です。
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