これから技能実習生を初めて受け入れたい若しくは、新たに受け入れたいと思っている企業様もいるのではないでしょうか。技能実習生は東南アジアから来日する方が非常に多いのですが、特に中国人の特徴について解説していきたいと思います。どこの国の実習生を受け入れるべきか悩んでいる企業様にとって、選考に役立つ記事をご用意しました。
1.中国人の増加率
技能実習制度がスタートした当初は圧倒的に中国から技能実習生が多かったのですが、厚生労働省が1月末に公表した外国人雇用状況(2021年10月末現在)によると、ベトナム人労働者が中国人を上回っています。その要因の一つが、「ゼロコロナ」対策を続ける中国政府が渡航を厳しく制限している事が大きいと言われています。
2.中国人の日本語の上達スピード
日本語が話せる中国人が多い事からも分かる様に、中国人の日本語の上達スピードは比較的早いです。何故なら中国では、日本のアニメや日本のゲームから日本語を覚える機会が多いことに起因していると言われています。
3.中国人の特徴・性格
性格は当然個々人によって異なりますが、国民性と言うところは共通していることが多いです。
- 素直
- プライドが高い
- 気前が良く、親切
- 目の前の説得で動く
中国人技能実習生の場合、長期で物事を考えて行動するよりも目の前の損得で動く傾向があるので、報酬に関して留意して決定すると良いです。
4.中国人の雇用のポイント
初めて中国人技能実習生が働く事によって、企業様としてはコミュニケーションの不安は当然ありますが、家族を帯同出来ないので、日本で学んだ技術をしっかりと習得し生活したいと考えている人が多いです。夢をかなえる目的があるので、しっかりと指導すれば真面目に学んでいきます。また、人前で叱らないなど日本人に対する対応とは違った対応を求められる場面もありますが、コミュニケーションを普段から、お互いに国の文化を尊重して相手を気遣いながら歩み寄っていけば、スムーズにより良い関係を築いていけます。
5.「特定技能」として中国人を受け入れる場合
日本と中国は悪質な仲介事業者の排除などを目的とする協力覚書(MOC)を交換していません。この事により、特定技能外国人を受け入れる場合は審査が厳しくなる可能性があります。中国人留学生が特定技能ビザを取得する為には、特定技能試験に合格し、日本語レベルもクリアする事が必要です。
6.まとめ
この様に、技能実習生又は特定技能を受け入れる企業様、特に直接指導に当たる担当者は、中国人に関する特徴を把握し、指導する必要があります。より良い技能実習生や特定技能を受け入れるには、長年の実績がある監理団体を選ぶ事がとても重要です。技能実習生.jpでは中国人に特化した優良な監理団体をご紹介が可能です。